・いよいよ保管の当日、予約時間の20分ほど前に岡山地方法務局に到着しました。家を出る前には、作成した遺言書を忘れてないかだけチェックしました笑
※保管当日までの準備に関しては一つ前の記事、『司法書士の遺言書保管体験記その1~準備編~』を参考にしてみてください。
①収入印紙を購入する
・法務局内の印紙購入窓口で手続きに必要な3900円分の収入印紙を購入しました。保管申込書に張り付ける欄がありますが、ひとまず購入だけで貼り付けないでおきました。
②予約時間に保管の窓口へ
・法務局内の張り紙に『遺言書保管の方は3階供託課へ』と書かれていたので分かりやすかったです。窓口に着いて名前を伝えると、すぐに担当の方が出てこられました。
書類記入スペースで持参書類の簡単なチェックや身分証のコピーを取ってもらいました。チェックは10分ほどで終了しました。
【修正を指摘された箇所】
※遺言書右下にページ数の記入を指示されました。私の遺言書は1枚のみなのですが、それでも必要とのこと。遺言書右下に1/1とボールペンで書き入れました。
※保管申請書に記載した自身の住所の修正を指示されました。持参した住民票の記載どおり正確に記入が必要とのことで『―(ハイフン)』の記載を『番地』の記載に修正しました。
③待ち時間
・上記チェックが終わると『重要な書類なのでこれから複数名でチェックを行います。30分ほどお待ちくださいね』とのこと。そのまま待合スペースで待機しました。
待機中は遺言書保管制度に関する簡単なアンケートに答えました。(どうやってこの制度を知りましたか?等々)
④保管証の受け取り
・待合スペースまで担当の方が来られて遺言書の『保管証』を受け取りました。これで手続きは完了です。保管証には 遺言者の氏名・遺言者の生年月日・遺言書保管所の名称・保管番号が記載されています。
まとめ
・1時間もかからずに自筆証書遺言保管の手続きは全て完了となりました。これで一安心。担当の方が言うには岡山地方法務局では1日1件くらいは遺言書保管の予約が入っているそうです。因みにこの日は私を含め3件の予約とのこと!ここ岡山でも徐々に自筆証書遺言保管制度が広まっているのかもしれません。
司法書士たてやま法務事務所では相続に関する無料相談を行っています。遺言書の作成サポートから自筆証書遺言の法務局保管手続きのサポートも承っております。遺言ってどうかくの?くらいのご質問でも結構です。お気軽にお問合せください。
司法書士 立山 慶之